強面チンピラ風な同期から思いを寄せられる

 私は20歳の頃から結婚して出産をするまで拒食症を患っていました。150cmあるなしの小柄な体型なのでもともとの体重もそこまで
重くはなかったのですが、その頃は30Kgを切るような時もあるぐらい低体重でした。

 そんな私が運よく今の主人と出会い、何とか結婚し、苦労の末我が子を出産するところまで来れたのですが、その主人との結婚が
決まった頃に私にアプローチしてくる別の男性がいたのでした。

 その頃の私を受け入れ結婚しようと決意してくれた主人も「奇特な人だ」と思っていましたが、そのアプローチしてきていた男性も
とても不思議な人だと思いました。

 その頃私はほとんど食事を取る事が出来ない状態で仕事に行っていたので、端から見ると心配になるほどヨレヨレだったと思います。

 そんな中、中途採用で入った職場の新人研修で知り合った一人の男性が私に興味を持ってくれたのでした。

私は一時期体調が思わしくなく自宅療養し中途採用で入ったので、短大を出て新卒採用で入ったその男性とは5歳ぐらい離れていたと思います。

 見た目はちょっとチンピラ風というかヤンチャな感じで、ガリガリフラフラの私には怖い印象しかありませんでした。

 その新人研修の最後に、同期の名簿を作ろうという話しになり、リーダー的存在の人達が同期名簿を作ってくれました。

ですが、その新人研修が終わった後はそれぞれの職場に配置されるので、それ以来その男性とも他の同期とも自然と疎遠になっていきました。

 でも、それから2年後、主人からプロポーズされた夜に急にその男性から携帯に電話がかかってきました。「次の休みに家電を見に行きたいんだけど、この辺の事がよく分からないから案内して欲しいんだけど」といった内容でした。

 2年ほど経って、新人研修でも取り立てて個人的に会話した事もないのに、いきなりそんな内容の電話がかかってきて本当に驚きました。それに確かその男性は他府県出身の人でしたが、就職してから2年経っていたし、「電気屋さんぐらい分かるだろう」と何とも言えない変な気持ちでした。

 ちょうど主人からプロポーズをされた夜でしたし、あまりにも唐突でしたし、根本的に「私だって家電なんて分からない」と思い、その日は丁重にお断りしました。

 それから暫く又音信普通だったのですが、婚約指輪と結婚指輪を買いに行っていた最中に今度はいきなりメールが来ました。そのメールの内容は「結婚を前提に付き合って下さい」と言った内容でした。

 「どうしてこうもタイミングを計ったように連絡してくるのだろう…」という驚きと、やはりあまりにも急な展開に恐怖を感じました。

無視してしまいたいほど怖かったのですが、「もう直ぐ結婚する事になっています。ごめんなさい」とメールを返すと、その男性は病院で主に老人の方を相手にするお仕事だったのですが、「病院である一人のおばあちゃんと接していたら、毎日~さん(私)の事を思い出してしまいました」と書いてありました。

 当時のガリガリヨレヨレさがおばあちゃんと同じだったのかもしれませんが、「いったいどんな趣味なの?」とも思いましたし、おばあちゃんから連想されてアプローチされても複雑な気持ちしかありませんでした。

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