出会いが無いのを友達の所為にする子は今も婚活中

大学生になるまで、恋愛らしい恋愛をほとんど経験してこなかった私ですが、女子高で3年間過ごした後に共学の大学へ進むと、いつの間にやらすっかり男子は成熟した大人の男になっていて、驚いた記憶があります。そして、今度こそ積極的に出会いを求めてみようという気になっていました。

ところで私には高校時代に知り合って友達になったA子という子がいるのですが、A子は女子大へと進みました。大学が違っても時々連絡をし合って、いい友人関係を築いていると思っていました。あの時までは…。

恋愛に対して積極的になった私は、気になる男性と仲良くなって、人生初の恋人になってもらいました。それをA子に話した途端、A子の態度がおかしくなりました。

突然、「彼の友達を紹介して」と言いだしたのです。そう言われても、彼と恋人になったばかりで、彼の友人のことは私も知らない、と言うと、「そんなの、あなたが調べるのよ。

私が今どこへ通っているか知ってるよね。女子大なの。出会いがないの。

だから友達であるあなたが私に男を紹介するのは当たり前なの」と言いだしたのです。

たしかに女子高から女子大へ進んだA子には出会いが全くなかったのかもしれないけど、だからといって男性と関わる機会が増えた友達が、出会いに関して手を差し伸べてやらないといけないものなのだろうか、と私は疑問に思いました。それに、A子の言う通りにしたら、まるで彼を利用しているような気持ちになるような気がして、私は「そのうちね」と濁して話を終えました。

しかしそれからしばらく経って、大学の学園祭があった時に、私がサークルの仲間と出店している所に突然A子が押し掛けてきて、私の隣にいた彼にメールアドレスを聞いてきたのです。

私が慌てて止めると、「だってあなたがいつまでたっても誰も紹介してくれないから。直接聞こうと思ったの」と言いました。困惑している彼を指さして私は「ほら、この人も困ってるからそういうことはやめて。何も出会いはこの人から得ようとしなくてもいいでしょ」と言ったのです。

すると彼女は「見損なった!自分には彼氏がいるからそれでいいと思って、友達のことは応援してくれないんだ!あなたってそういう子だったんだ!!」と喚きだしました。

どこまでも他力本願な彼女に呆れて眩暈がし、頭を抱えているところに、騒動を見ていたサークル仲間が近寄ってきて一言、彼女に「なんでも人の所為にする子って、恋人出来ても長続きしないんだよね」と嘲笑しながら言い放ちました。彼女は真っ赤になってその場を立ち去り、以後連絡をしてくることは無くなりました。

それから数年後にたまたまそのA子の噂を聞くことがありました。

それは平日限定の婚活パーティーに参加している姿をみたという噂でした。

「ああ、やっぱり今も恋愛に苦労してるのかなぁ」なんて思いました。

今何をしているかは分からないですが、自分の考えを改めない限りは今も独り身だろうな、と思っています。

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