相手を想ってこそ幸せな恋愛ができるのだと思います。

いつも惹かれるのはダメな人でした。男性から好意を寄せられる事もあり、お付き合いをしていたらきっと幸せな人生を歩めたのだと思います。ですが、そういう人よりも“自分が不幸になる人”を選んでしまうのが私でした。

学生時代、アルバイト先に気になる人がいました。彼はおもしろくて仕事もできる人気者タイプの人で、誘われれば断ることもしないので、いつも輪の中にいました。

私も彼が参加するバイトの集まりは必ず参加し、バイト中も出来るだけ彼と関わるようにしていました。二人で遊んだ事もあります。

彼の運転する車で夜中にドライブしたり、カラオケに行ったり食事をしたり、楽しく遊んでいました。端から見たらカップルと変わりないと思います。

しかし、私たちがそのような関係になることはありませんでした。なぜなら、彼には彼女がいたのです。二人で遊ぶ時に彼女との話を聞いたこともあり、内心では聞きたくないと思いながら聞いていました。

彼には別れる気は全く無いことも分かっていましたが、居心地のよい彼との時間が無くなる事が怖かった私は、曖昧な関係を断ち切る事が出来なかったのです。

遊ぼうと誘うと断らず、逆に誘われる事もあったのです。今思うと、付き合っていた彼女と会えない間の暇潰しだったのかもしれませんが、彼に惹かれていた私にとっては大切な時間でした。彼を断ち切るために、別な人と付き合った事もあるのですが、彼と比べてしまって長く続く事がありませんでした。結局バイトをやめるまでの3年間、彼とはそうした関係でした。

その次に惹かれたのは5つも年下の男の子でした。当時社会人になりたてだった私は、仕事で疲れていました。ミスばかりで、いつも自分はこの会社に本当に必要なのだろうかと感じていました。

気晴らしにバイト先にいる後輩に会いに行くと、彼がいたのです。まだ学生だった彼は、笑顔がかわいくて癒されました。後輩を通じて何度か会い、二人で遊ぶようになり、相談を聞いたりしているうちに「俺には○○さん(私)が必要です。」と言われ、付き合い始めました。彼といるときはただただ楽しくて、仕事の事も忘れられていたのです。

現実逃避のような恋をしていたのですが、彼は学生でお金もあまり無く、食事代を私が出したり車を出したりしていました。

また、学生なので遊びたい盛りで、友達と遊ぶ事が増えた彼とは会う回数がどんどん減り、あまり長く続きませんでした。結局お金を沢山使って自分の穴を埋めようとしていただけだったと今になって感じています。

“自分が幸せになれる恋”を、選ぼうと思えば選べたのだとは思いますが、今思うことは自分が幸せにしたいと思える恋愛をしていなかった自分が悪いのだという事です。どちらも自分を中心に考えてしまっていたと思います。

彼女がいるのだから、彼女との事を応援していれば良かったと思いますし、お金を払っても満たそうとしていたのは自分の心の穴でした。相手を想い、違った行動をしていたら何か違ったのかもしれませんが、こうした経験があったからこそ今は自分が幸せにしたいと思える相手と出会い、一緒にいられるのだと思います。だからこそそう感じるのです。

様々な経験を経て、運命の人に出会えると信じていれば、必ず出会えると思っています。